WORK
#30
ファミーユ大元
本計画は、岡山市北区富町の幹線道路に面した敷地に建つ、事務所兼葬儀場である。
交通量の多い都市的な環境の中において、人生の節目を静かに受け止める場として、外部に対して過度に主張しない佇まいを目指した。
建物は木造二階建てとし、用途の異なる諸機能を複数の量塊として分節しながら構成している。
それぞれのボリュームをずらし、陰影を伴う立体構成とすることで、街路に対する圧迫感を抑えつつ、建築全体の輪郭を穏やかに街に溶け込ませている。
外装は左官仕上げと石調仕上げを組み合わせ、素材の持つ質感と陰影によって簡素で落ち着いた表情をつくり出した。
昼間は量塊の重なりと素材感が建築の存在感を静かに示し、夜間は外構照明と壁面照明によって、光が建築の輪郭をなぞるように立ち上がる構成としている。
アプローチには深い庇と間接照明を設け、明るさを抑えた光環境によって、日常から非日常へと気持ちを切り替えるための「間」を形成した。
開口部は必要最小限に留め、視線や音への配慮を徹底することで、葬儀場としての静謐さと私的性を確保している。
敷地外周には塀と植栽帯を巡らせ、街路との間に緩やかな距離を生み出すことで、訪れる人の心理的な緊張を和らげると同時に、建築と都市との関係を柔らかく調停している。
昼夜を通じて、機能性と精神性の両立を図り、控えめでありながら記憶に残る建築となることを目指した。
■完成年月:2025.12
■所在地:岡山市北区富田
■構造:W造 2階建て
■延床面積:426.08㎡(128.88坪)
交通量の多い都市的な環境の中において、人生の節目を静かに受け止める場として、外部に対して過度に主張しない佇まいを目指した。
建物は木造二階建てとし、用途の異なる諸機能を複数の量塊として分節しながら構成している。
それぞれのボリュームをずらし、陰影を伴う立体構成とすることで、街路に対する圧迫感を抑えつつ、建築全体の輪郭を穏やかに街に溶け込ませている。
外装は左官仕上げと石調仕上げを組み合わせ、素材の持つ質感と陰影によって簡素で落ち着いた表情をつくり出した。
昼間は量塊の重なりと素材感が建築の存在感を静かに示し、夜間は外構照明と壁面照明によって、光が建築の輪郭をなぞるように立ち上がる構成としている。
アプローチには深い庇と間接照明を設け、明るさを抑えた光環境によって、日常から非日常へと気持ちを切り替えるための「間」を形成した。
開口部は必要最小限に留め、視線や音への配慮を徹底することで、葬儀場としての静謐さと私的性を確保している。
敷地外周には塀と植栽帯を巡らせ、街路との間に緩やかな距離を生み出すことで、訪れる人の心理的な緊張を和らげると同時に、建築と都市との関係を柔らかく調停している。
昼夜を通じて、機能性と精神性の両立を図り、控えめでありながら記憶に残る建築となることを目指した。
■完成年月:2025.12
■所在地:岡山市北区富田
■構造:W造 2階建て
■延床面積:426.08㎡(128.88坪)